えー、オランダ編その2は
ユトレヒトという街について書きたいと思います。
エーデからユトレヒトへは電車で30分ほど。
ここユトレヒトはオランダにおいて
古くから宗教の中心地であり
現在でもオランダのカトリック教会で最も重要な役職はユトレヒトの大司教が務めているそうです。
ユトレヒト大学というオランダ最大級の大学があることもあり、学生らしき人もたくさんいました。練習してたジムにもちらほらユトレヒト大学の学生が。
さて、電車に乗って来ましたユトレヒト。
ユトレヒト中央駅
オランダ語は英語とドイツ語に似ているらしく、上の画像のようになんとなく意味がわかるものもあります。
駅に併設しているショッピングモールへ。
この頃日本では発売したばかりで
品薄になっていたAirmax 270が普通に売っていました。見たことないカラーの97も。
買おうか迷いましたが荷物になるのでパス。
モールを出てその辺をぶらぶら。
知らない土地では散歩するだけで新鮮な気分が味わえるのがいいですね。
ユトレヒトひとつ目の有名スポット。
ミッフィー信号機
世界で一つしかないミッフィー信号機。
写真を撮って3秒で退散しました。
基本的に人がたくさんいる観光スポットよりも、静かな場所で景観を楽しみたいタイプ。
ただ、そうは言っても一応有名どころは見ておきたい(ワガママ)
次の観光スポットへと歩いて向かいます。
運河です。(ヒロシです。のリズムで)
ユトレヒトに限らずオランダでは至る所で運河を目にします。
国土のほとんどが海抜ゼロメートル地帯であるオランダ。この国の歴史は治水と共にあると言っても過言ではないほど、人々は昔から水による災害と戦ってきました。
「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」という言葉があるほど。
そんな努力の軌跡である運河。
現在も船がたくさん停まっており、荷物の運搬などに利用されています。
もう一つオランダで有名な交通手段。
それは自転車です。
運河のほとりにはビッシリと自転車の列が。
彦摩呂「自転車のバーゲンセールや!!!」
その種類は多岐にわたり、サイドカーのような物が付いた奇天烈な物もありました。
運河から少し離れ、しばし歩きます。
着きました。ドムタワー。
ユトレヒトのシンボルであるドムタワー。
なんか宗教的なアレらしいです(説明飽きた)
てか工事中やないかい!!!!!!
でも大丈夫。このタワーの見所はその内部なのです。
ドムタワーでは毎日、内部の見学ツアーを行っています。これに参加したかった!
タワー近くの観光案内所へ行きます。
受付には綺麗なお姉さんが
しん「ツアーに参加したいんですけど。」
美女「ああ、今ちょうど出発するところ。あそこで集まってるのがツアー参加者よ。」
との事で急いでお金を払い、ツアーへ参加。
このタワー
600年以上前に建てられたそうなのですが
その高さはなんと112m。
エレベーターなどあるはずもなく
せまーーーい螺旋階段をひたすら登っていきます。
2人横に並んで登るのは不可能な狭さ。
途中、何度かひらけた部屋に出てガイドさんの話を聞きます。
説明はまずオランダ語で行い、その後英語で再び同じ説明をしてくれます。
ジョンレノン似のガイドさんが
ノリノリで説明してくれたので、ディズニーランドにいるような気分に。
この部屋は礼拝堂だそう。
ステンドグラスが神秘的でした。
更に上へと登ります。
大きな鐘がたくさん。
それぞれの鐘には名前がついているんだとか。
さあ、いよいよ頂上へ。
オランダには高い山がないため
ドムタワーからはその景色が一望できます。
満足した人から各自降りてとの指示が。
頂上で無限にキスしているカップルもいましたが、僕は1人で来ているのでさっさと下山(半ギレ)
所要時間1時間ほどのツアーでしたが
なかなか楽しかったです。
ドムタワーからでたその足で
タワー隣にあるドム教会へ。
おじさんがギターを弾いていました。
絵になるなあ。
写真を撮っていると女の子が近づいてきてポーズを決めてきました。
完全に心を撃ち抜かれた僕は
危うく近くにいたお父さんに結婚のお許しをいただきにいくところでした。
甘い誘惑を振り切って教会を後にし、お店が並ぶ旧市街へ。
そこらを歩いているおじさんに写真を撮ってと頼みます。
すると、隣にいた奥さんらしき人が
「あなたラッキーね!この人は写真家なのよ!」と言ってきました。
おお!ラッキー!
僕はさぞ素晴らしい写真が撮れるんだと期待していました。
その写真がコチラ。
いや、普通かて。
フォトグラファー(自称?他称?)の腕前は日曜日のお父さんレベルでした。
まあ撮ってくれただけありがたい。
感謝の気持ちを胸に再び歩き出します。
運河にはツアー客を運ぶ船が。
街中にはバスも走っており、こちらも重要な交通網の一つとなっています。
駅近くへ戻ってきましたが、まだ時間があったので百貨店へ。
お洒落な店がたくさん入っています。
そんな中にこんな物が。
味!!!!!!!
この調味料たち雑に並べられているわけではなく、計算されたお洒落ポジに配置されているのです。
小洒落た棚に小洒落たライティングで置いてありましたが、僕にはふざけているようにしか見えませんでした。
他にはこんなものも。
海外でも人気なんですね。
村上春樹読んだ事ないですが。
日本の風を感じたところでユトレヒト観光は終わりです。
次はどこの街について書こうかまだ決めていませんが、読んでもらえたら嬉しいです。
それでは、また次回。